インテルのCEOは会社を立て直すことができず、もはやCEOではなくなった
ロイター通信などの報道によると、インテルのCEO、パット・ゲルシンガー氏が、就任から4年も経たないうちに同社を退任するという驚きの事態となった。この人事異動は、インテルにとって混乱の1年を締めくくるものとなる。同社は1986年以来初の年間損失を計上する見通しで、コスト削減の一環として今年少なくとも1万5000人の従業員の解雇を発表している。
インテルの最高財務責任者デビッド・ジンスナー氏とクライアント・コンピューティング・グループの責任者ミシェル・ジョンストン・ホルトハウス氏は、同社の取締役会が新しいCEOを探している間、暫定CEOの役職を共同で務める。ゲルシンガー氏も取締役を退任した。
取締役会長フランク・イアリー氏の声明によると、インテルはゲルシンガー氏の得意とするチップファウンドリ事業への取り組みを継続する計画だという。