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2011年12月07日(水)
中国語習熟度「iChinaレベル」概念導入のお知らせ 
言語の習得には、「どれだけ触れているか?」の時間が最も重要です。

赤ちゃんが母国語を身につける時、お母さんは決して教育のプロ・教師の免許を持っているというわけではありません。
「読む・書く」ことのできない赤ちゃんが母国語を身につけるのは、「聞く・話す」ことに触れている時間の長さと楽しさ(笑顔)だけです。

中国語学習を始めるにあたってまず重要になるのが、学習時間の確保の問題です。
中国の教育部(日本の文部科学省に相当)が主催するHSK試験では、400から2000時間の中国語教育を受けている者が初中級試験の対象者として、そして3000時間を越える者が高級試験の対象者として設定されています。

アイチャイナでは、「習うより慣れろ」をベーシックコンセプトとし、10分前ギリギリまで予約受付・毎日深夜2時まで開講というシステムで、忙しい方でも毎日中国に触れて頂く環境をご用意させて頂いております。

そこで、どれだけ中国語に触れて頂いているか?そして、触れている時間が中国語の習熟度としてどのような目安となるのか?ということを可視化するため、iChinaレベル」という概念を導入させて頂きました。
※「マイページ」内に表示させて頂いております。

このレベルは、10時間受講すればレベルが1つ上がるように表示されます。
アイチャイナの1コマは25分ですから、10時間と言えば25レッスンに相当します。
HSK初中級の対象者である400時間というのは、iChinaレベル40というのが一つの目安となります。(もちろん、個人差はあります)

また、iChinaレベルが上がっていくと、パンダがいろんな姿を見せてくれるようにお楽しみもご用意させて頂きました。

是非とも受講生の皆様の中国語習熟度のアップとともに、パンダも成長させてみて頂ければと思います。

これからも、『iChina.jp』ならびに弊社サービスをどうぞよろしくお願い致します。


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感情情報が学習には大切! from 大前研一氏
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一生懸命勉強したのに、サッパリ覚えていないという事はありませんか?

学習法・勉強法について、最近よく言われるのは、

「感情情報」

の重要性です。

・先生が計算をしながら黒板に書く時間
・人をひきつけるジョーク
・周りの人の雰囲気、
・学習によって引き起こされる「楽しい」「悔しい」といった感情

これがすべてが学習において、実に大切な役割を果たしています。

例えば、先生が板書をするとき、生徒はそれを見ながら、
先生の思考過程を、自分の頭の中で無意識に再現しています。
これが実に重要なのです。

学習プロセスを「脳」の側面から解説した本に、脳科学者の
茂木健一郎氏の「脳を活かす勉強法」(PHP)があります。

この本には学習のカギを握る「ミラーニューロン」「モダリティ」
について紹介されています。

●ミラーニューロン

ミラーニューロンは、前頭葉にある神経細胞で「共感回路」とも
呼ばれる機能を果たしています。

人がレモンをかじっているのを見ると、自分もあのようにすると、
さぞかし酸っぱいだろうな、と感じて唾液が出るという反応を起こします。

面白いことに、脳の中では本当に食べている人と、それをそばから見て
想像している人も、脳の動きは同じです。

泣いている人をみて、もらい泣きしたり、人につられて笑ったりして
しまうのも同じ作用です。

この理論から言うと、自分が「この人のようになりたい」と思う先生や
仲間と 同じ時間・視点を共有することは高い学習効果があります。

「こういうシチュエーションの時に、すごい人はこういう考え方をして、
こういう行動を取るんだ」

ということが、直接的に "脳"体験できるからです。


●モダリティ

モダリティは、

「五感や、自分が行動する動機や感情などの
 心的態度などさまざまな機能」

のことであり、これを総動員した経験をすると、記憶をつかさどる
側頭葉の側頭連合が活発に働き、記憶が定着しやすいと言われています。

これは実に多くのことを示唆しています。

例えば「百聞は一見にしかず」というように、本を読むだけよりも、
本人の声を音声で聞いたり、映像で表情やシーンを見たほうが
記憶に残ります。

また悔しい、嬉しい感情と伴った経験のほうが鮮明に覚えているのも、
この脳の「モダリティ」の働きで説明できます。

これを学習に積極的に応用すれば、教室で講義を受けたり、経営者の
話を聞いたりする時は、一方的に受け身で話を聞くだけではなく、
積極的に質問したり、自分の意見をクラスメートや先生にぶつけたり
するほうが、せっかく同じ時間を使うのであればお得だということが
分かります。

「恥ずかしい」

などといって躊躇している場合ではありません。恥をかいたり、
怒られたり、また逆に褒められたりするほど、記憶に定着しやすいのです。

さらに習った知識を実際のビジネスで使ってみるのも、
脳の活性化には有効です。

「人間は聞いたことの74%を翌日までに忘れてしまう」

というエビングハウスの有名な実験がありますが、
貴重な情報ほど、五感を駆使して覚えた方がいいのです。

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さて、これまでEラーニングと言うと、文字をホームページに
貼り付けただけのものから、”紙芝居”のようなスライドとともに
無感情な解説ナレーションが流れるものなど、無機質なものが
ほとんどでした。

「ミラーニューロン」や「モダリティ」の観点から見れば、
教育を"E化"する段階で、実に多くのものを失っていたのです。

その結果として

「つまらない」
「飽きる」
「眠くなる」

というイメージが定着してしまいました。

最近ではその反省から、エンターテイメントの要素を十分組み込み、
ネットでみんなで協力して問題を解決するようなゲーム的な
Eラーニングが多く出てきています。

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アウトプットを前提として勉強する
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記憶に関しては、テキサス大学のマグネセン博士が面白い研究結果を
発表しています。

【私たちの行動と、その行動が記憶に残る割合】

 ・読んだ時(20%)
 ・聞いたとき(30%)
 ・話したとき(50%) ←☆自分の考えを人に教える事
 ・行動したとき(60%) 
 ・上記すべてを実行(90%)

また東大の脳科学者・池谷裕二氏も「脳と記憶」について似たような
事例を紹介されています。

脳は「入力」より「出力」で覚える(日経ビジネス

脳科学者の茂木健一郎さんも、毎日朝ブログを書く事が、
頭の中を整理するのに非常に言います。

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「人間の記憶というものは、出力を通じて整理され、意味という
 抽象概念を通して初めて経験という応用可能なものに変化する。
 ブログを書くことでこのことが可能となる。さらに、見られることを
 意識することで、行動を変え少し背伸びした内容を書くようになり、
 自身の成長につながる。」 (茂木 健一郎)
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大前研一さんも

「アウトプットを前提としてインプットを行うといい意味で
自分を追い込むことになり、成果につながりやすい」

として積極的に現場を歩き、自分が学んだ成果は、必ず講演で
話したり、書籍として発行しています。(上記のマグネセン博士の
研究結果の通り、講師が一番よい勉強をしているのです。)

よく

「人は自分で喋ったことしか覚えていない」

などと言われますが、これも原理は同じ事です。